出勤前や買い物帰りにエンジンがかからず、「このあとどうしよう」と困ったことはありませんか? 近くに救援を頼める人がいない場所では、ブースターケーブルを積んでいても、すぐには使えないのが悩ましいですよね。
ただ、ジャンプスターターならどれでも愛車に使えるわけではありません。乗用車に多い12Vとトラックなどの24Vでは対応する機器が異なり、排気量にも上限があります。さらに、いざ使おうとしたときに本体の充電が足りないと、備えていたのに慌ててしまいます。
12V・24Vに対応する大容量タイプ、事前充電の手間を減らせるスーパーコンデンサ式、約300gで持ち運べるタイプなど、備え方には選択肢があります。愛車の条件と自分が続けやすい管理方法を合わせれば、急なトラブルでも取扱説明書に沿って始動を試せる手段が増えます。遠出や毎日の通勤にも、心の余裕を添えてくれますよ。
いざというときに使える備えを選ぶポイント
愛車だけに備えるか、仕事用の車も支えるかで選ぶ
まずは車の電圧と排気量を合わせましょう。88HOUSE ITO-42000は12V・24Vに対応し、排気量の上限は15000ccです。一方、12V用でも対応範囲は異なり、ITO-16000はガソリン4000cc・ディーゼル3000cc、Autowitはガソリン7.0L・ディーゼル4.0L、UTRAIはガソリン6.5L・ディーゼル5.5Lまで。最大電流はITO-42000が1500A、ITO-16000が1000A、UTRAIはピーク2000Aですが、電流の数字だけで選ばず、愛車の条件に合うことを優先したいですね。
- 乗用車と24Vの仕事用車両をまとめて備えたいなら:12V・24V対応で最大15000ccのITO-42000
- 12Vの小〜中排気量車に備えたいなら:ガソリン4000cc・ディーゼル3000ccまでのITO-16000
- 12Vの大きめのガソリン車に備えたいなら:ガソリン7.0LまでのAutowit、または6.5LまでのUTRAI
- 12Vのディーゼル車で対応範囲を広く取りたいなら:ディーゼル5.5LまでのUTRAI
充電を忘れがちなら、蓄電方式から考える
めったに使わない道具ほど、充電を忘れやすいですよね。Autowitは内蔵バッテリーを持たないスーパーコンデンサ式で、車に残る電力を集め、2〜3分を目安に始動に向けた準備をします。ただし、車のバッテリーが1V以下では対応できません。充電式はITO-42000が42000mAhのリチウムイオン電池、ITO-16000が16000mAhのリン酸鉄リチウム電池、UTRAIが13200mAhのリチウムイオン電池です。UTRAIは長期未使用時も3か月ごとの充電が必要なので、点検の予定に組み込めるか考えてみましょう。
- 保管中の事前充電の手間を減らしたいなら:スーパーコンデンサ式のAutowit。ただし車のバッテリーが1V以下では対応不可
- 大容量の充電式を備えたいなら:42000mAhでType-C急速充電に対応するITO-42000
- 電池の種類で選びたいなら:16000mAhのリン酸鉄リチウム電池を採用するITO-16000
- 定期的な充電管理を続けられるなら:13200mAhで長期未使用時は3か月ごとに充電するUTRAI
持ち運ぶ負担と、置いておく場所を合わせる
車から取り出して接続する道具だからこそ、重さも使いやすさにつながります。UTRAIは高さ15cm・幅8.1cm・厚さ2.6cm、約300gで、携帯性を重視する方に向きます。ITO-16000は800gでキャリングケース付き、筐体はIP65の防塵・防滴仕様です。ITO-42000は総重量2230gなので、対応範囲の広さと引き換えに持ち運びの負担は増えます。また、使用温度はAutowitが−40〜70℃、UTRAIが−20〜60℃です。使用できる温度と保管条件は分けて、取扱説明書に沿って置き場所を決めましょう。
- 取り出すときの軽さを優先したいなら:15×8.1×2.6cm・約300gのUTRAI
- ケースにまとめて持ち運びたいなら:800gでキャリングケース付きのITO-16000、または収納ケース付きのAutowit
- 携帯性より12V・24Vへの対応を優先したいなら:総重量2230gのITO-42000
- 寒い場所での使用条件を重視したいなら:使用温度−40〜70℃のAutowit。ただし保管は別途説明書に従う
始動以外にも使うなら、給電やライトを選ぶ
緊急時だけの道具にするか、外出時にも使うかで選び方が変わります。ITO-42000は電子機器への給電と、点灯・ストロボ・SOSの3パターンのLEDライトに対応します。UTRAIも13200mAhのモバイルバッテリー機能と、照明・SOS・ストロボの3モードを備えています。ITO-16000にはUSB出力、LEDライト、バックアップ電源機能、アクセサリー出力があります。普段の給電にも使うなら、始動に備えた本体の残量管理も忘れないようにしたいですね。
- 外出先で電子機器への給電にも使いたいなら:42000mAhのITO-42000、または13200mAhのUTRAI
- 夜間の作業や合図にも備えたいなら:LEDライトに3パターンの点灯機能を持つITO-42000またはUTRAI
- USB出力に加えてバックアップ電源機能も求めるなら:16000mAhのITO-16000
どんな備え方をしたいかで選ぶ候補
乗用車だけでなく24Vの仕事用車両にも備えたいなら
自家用車とトラックで別々の備えを用意したくない方に向く、12V・24V対応モデルです。42000mAh、最大電流1500A、最大15000ccまでの対応範囲があり、Type-C急速充電にも対応します。電子機器への給電や3パターンのLEDライトも使えるので、外出時にも役割を持たせられますよ。ただし総重量は2230g。軽さを優先して持ち歩きたい方には負担になりやすい点を考えておきましょう。
88HOUSE ITO-42000 L1416
¥33,800 税込
保管中の充電管理を減らして車に備えたいなら
使わない間の充電を忘れがちな方には、事前充電が不要なスーパーコンデンサ式が候補になります。車に残る電力を集め、2〜3分を目安に始動の準備をする方式で、12Vのガソリン7.0L・ディーゼル4.0Lまで対応します。収納ケースも付くので、付属品をまとめて備えられます。ただし対応対象に制限があり、ハイブリッド車と、バッテリー電圧が1V以下の車には使えません。
Autowit Super Cap2 12V
¥15,800 税込
電池の種類を重視して12V車に備えたいなら
リン酸鉄リチウム電池を選びたい方に向く、16000mAh・最大電流1000Aのモデルです。ガソリン4000cc・ディーゼル3000ccまでの12V車に対応し、800gの本体を付属ケースにまとめて運べます。IP65の防塵・防滴仕様で、USB出力やLEDライトも備えています。ただし接続箇所の配置によってはケーブルが届かないことがあるため、購入前に愛車の指定接続箇所まで届くか確かめておきたいですね。
88HOUSE ITO-16000 L1620F
¥16,980 税込
軽く持ち運べてスマホの充電にも使いたいなら
重い備えは取り出すのがおっくう、という方に向く約300gのモデルです。15×8.1×2.6cmの本体に13200mAhの電池を搭載し、12Vのガソリン6.5L・ディーゼル5.5Lまで対応。USB給電と3モードのLEDライトがあり、外出時の充電や暗い場所での作業にも使えます。ただし充電管理が必要です。使用前は説明書に沿って残量を確かめ、長期未使用時も3か月ごとに充電しましょう。
UTRAI 12Vジャンプスターター 2000A
¥5,549 税込
対応電圧・排気量・蓄電方式で比べる
| 比較項目 | 88HOUSE ITO-42000 L1416 | Autowit Super Cap2 12V | 88HOUSE ITO-16000 L1620F | UTRAI 12Vジャンプスターター 2000A |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | ¥33,800 | ¥15,800 | ¥16,980 | ¥5,549 |
| 対応電圧 | 12V・24V | 12V | 12V | 12V専用 |
| 対応排気量の上限 | 最大15000cc | ガソリン7.0L/ディーゼル4.0Lまで | ガソリン4000cc/ディーゼル3000ccまで | ガソリン6.5L/ディーゼル5.5Lまで |
| 蓄電方式 | リチウムイオン電池 | スーパーコンデンサ・電池なし | リン酸鉄リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 |
| 向いている用途 | 乗用車だけでなく24Vの仕事用車両にも備えたいなら | 保管中の充電管理を減らして車に備えたいなら | 電池の種類を重視して12V車に備えたいなら | 軽く持ち運べてスマホの充電にも使いたいなら |
| 購入先 |
よくある質問
24V車にも使えるのはどれですか?
この4製品では、88HOUSE ITO-42000が12V・24Vに対応します。Autowit Super Cap2、ITO-16000、UTRAIは12V用です。トラックなどに備えるときは、車両の電圧と対応排気量を合わせて選びましょう。
事前充電せずに使えるタイプはありますか?
Autowit Super Cap2はスーパーコンデンサ式で、事前充電を必要とせず、使用時に車に残る電力を集めます。準備時間は2〜3分が目安ですが、電源やバッテリーの状態で変わります。バッテリー電圧が1V以下の車には対応しないため、深く放電した状態にも使いたい方は、この制限に気をつけてくださいね。
ハイブリッド車にも使えますか?
UTRAIは12Vバッテリーを搭載し、対応排気量の範囲内であればハイブリッド車にも対応します。一方、Autowit Super Cap2はハイブリッド車には対応しません。購入前には車両の取扱説明書でジャンプスタートの手順と接続箇所を確かめましょう。
一度充電すれば、何回でも始動できますか?
使える回数は車両やバッテリーの状態、気温などによって変わります。ITO-42000には満充電で約20回という目安がありますが、同じ回数をどの車でも使えるわけではありません。充電式は使用前に残量を確かめ、UTRAIは接続後30秒以内に始動するなど、各製品の手順に沿って使いましょう。